BLOG 工房日記

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2020,08,09
制作風景

ピンクゴールドで魅力的な結婚指輪を手作り!

今回はご結婚指輪をピンクゴールドでご制作したお客様の作業をご紹介。

ついぶ川越工房で作れるK18ピンクゴールドは、ついぶオリジナルの配合で作られた素材で、通常よりも濃いめのピンク色が特徴です。
この度お作りになったご夫婦も、この色味が気に入ったとのことで選ばれました。

 

薄っすらピンクの可愛らしい棒から始まるも……?

 

材料の用意ができたら、ビフォーアフターの為にスタートの写真をパシャリ!

今回は写真撮影の為にご友人もご一緒だったので、沢山の制作風景を撮りながら進んでいきます♪

 

最初は火を当てて材料を柔らかくし、曲げる作業から始まります。
お二人とも開口一番、

「えっ、こんなに硬いの!?」

そう、ピンクゴールドはついぶで取り扱う素材の中でも一番硬い素材。
可愛らしい見た目なのに、曲げる作業がスタートにして一番の関門です。

特に奥様が苦戦をされていましたが、
担当のスタッフからコツを教えてもらいながら、少しずつ輪っかにしていきました。

 

溶接作業、そして槌目模様をつける下準備

輪っかの形ができたら、お次は溶接作業。

普段体験できない火作業に興奮している様子が、ご友人様によりたくさん写真に収められていました。

 

溶接が終わった後は、木槌で叩いて丸くします。
今回お二人が作る指輪は槌目型という、金槌で叩いた模様をつける指輪ですが、まだこの段階では模様はつけません。

まずは形を整え、次に表面を磨いて整える。そして模様付けを行います。
そうすることで綺麗な槌目模様がつくんです♪

地道な作業ですが、お二人黙々と集中しながら作業されていました。

 

いよいよメインの模様付け!

下準備か終わり、お待ちかねの模様付け!

金槌でピンクゴールドの指輪を叩くたび、カンカン♪と小気味好い金属音が響きながら模様がついていきます。

最初は恐る恐る叩いていたお二人も、慣れてきたら楽しそうに叩かれていました。

 叩いて模様がついた様子をご友人がパシャリ……してるところを更に後ろから一枚!

サイズの確認をした際、少し大きめだったので調節をしてピッタリの指輪に。

その場で指に合わせた微調整ができるのも手作りの魅力ですね!

 

ラストスパートの仕上げ作業!

 

模様もついたら後はひたすら磨き。

内側も外側もピカピカになるよう、しっかり作業してもらいました。
ピンクゴールドは曲げる作業が硬くて大変な一方、磨いて輝きやすい金属でもあります。

 

こちらが完成した指輪になります!
可愛らしい色味のピンクゴールドに、自分たちで模様をつけた槌目が素敵です。

出来上がった指輪は当日お持ち帰りできるのも嬉しいですよね!
お二人とも作業は大変でしたが、出来たてほやほやの指輪をつけてご満足いただけたご様子でした。

 

お二人とも、お幸せに。
ご来店ありがとうございました。 

 

 


ついぶ川越工房
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