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2022,09,26
よくある質問

人気の「甲丸槌目タイプ」!シルバーリングで作る魅力

9月も終わりに近づいてきましたが、暑さが和らいで過ごしやすくなってきましたね!

外を歩くのが気持ちの良い季節でもあるので、ランチはテイクアウトして外で食べたりお休みの日にお散歩に出かけたりする方も多いのでは?
これから深まっていく芸術の秋に向けて、歴史残る街並みの川越で指輪の手作りなんていかがでしょうか?

今回は“ついぶ”で作れる指輪の中でも人気のデザインについてご紹介します。

 

シルバーリングで選べるデザイン


第4のデザイン「甲丸槌目」


そもそも「槌目(つちめ)」とは?


「甲丸槌目」はどんな人におすすめ?


幅やオプションなど それぞれの印象


ご予約はこちら

 

 

シルバーリング手作りコースで、選べる形

“ついぶ工房”では棒状のシルバーの材料からご自分で作業して3時間ほどでシルバーリングが作れる「シルバーリング手作りコース」をご用意しております。
プラチナやK18ゴールドと比べてお値段もお手頃なため、ペアリングや旅行の思い出、プレゼント用や、カップルだけでなくお友達同士やご家族にも人気のコースとなっております。

ついぶ工房の「シルバーリング手作りコース」で選べる指輪デザインは甲丸タイプ・平打タイプ・槌目(つちめ)タイプの3種類と着けやすい細身の幅からボリューム感たっぷりの幅広の幅まで5種類の幅を組み合わせてお好みのデザインを選んでいただけます。

 

まずはこれらの中から選んでいくのですが……
実はその形に加えてもうひとつ、種類が存在するんです!

 

 

4つ目のデザイン、甲丸型と槌目型の組み合わせ「甲丸槌目(こうまる つちめ)」

前述3種類のうちで通常の槌目型は、平打型をベースにして平らな表面に模様がついた指輪。

……じゃあ、甲丸型をベースにしたらどうなるの?

これ、サンプルをご覧になった方は気になると思います。
実際にこれまでも「槌目型がいいけど、角があるより丸いタイプがいいな」「もうちょっと可愛らしい槌目型だったら……」という声も少なくありませんでした。
なので槌目型に興味をお持ちの方、そういったお悩みの方に提案しているのが、甲丸槌目タイプ!

甲丸の表面に模様を入れる甲丸槌目

ご覧の通りに丸い表面へ模様がついて、通常の槌目型よりも柔らかい印象になるのが特徴。
表面の両端にはハンマーが当たらないので、そこだけ模様が無くつるっとした仕上がりになります。

これらを合わせた計4種類の形から選んで作ることができるシルバーリング手作りコース。
工房にサンプルがございますので実際に手に取ってご覧いただき、普段よく着るお好きなファッションや直感でビビビッときたデザインなどお好きなものを選んでください♪

ただ意外とたくさんのデザインから選べるのでどの指輪を作るかみなさん迷ってしまいますよね。

 

甲丸槌目タイプは4つの中でも人気のデザイン!

『どのデザインがおすすめですか?』とよく伺うのですが、
年齢や性別に関わらず選ばれる、特に人気の指輪デザインが先ほど紹介した「甲丸槌目タイプ」なんです。

この甲丸槌目タイプは自分で金づちを使ってランダムな模様を入れることが出来るリングデザインで、
作る方の叩くときの角度や力加減によって指輪に入る模様が変わるため、まさしく自分たちだけの指輪になるということで選ばれる方も多いのです。

デザインだけでなく、ついぶ川越工房のインスタグラムをご覧になったり、実際に作ったお友だちの感想を聞いて、指輪を金づちでトントンカンカンと音を響かせて、叩いて模様を入れる作業が楽しそうだから!という理由で選ばれる方も多いんですよ。

先ほども触れましたが、ベースを甲丸型あるいは平打型に模様を入れるかで、同じ槌目型でも印象が変わります。角が無く表面が丸い〔甲丸タイプ〕に入れることで、より柔らかいころんとしたシルエットがナチュラルなリングに仕上がります。

ちなみにもともと槌目模様はシャープな平打タイプにしか入れることが出来なかったのですが、甲丸の柔らかい雰囲気は残したまま模様を入れたいというお客様のご要望が多かったので定番となったデザインなんです。

 

 

そもそも「槌目(つちめ)」って、なに?

「つちめ」を漢字で書くと、金づちのことを指す“鎚”と模様のことを指す“目”を組み合わせて【鎚目】と書きます。あまり見慣れない漢字で『ついめ?おいめ?おいもく?』なんて質問が多かったので、フリガナを振ってみたりすることも多々あります。

漢字の通り金づちで入れた模様のことを「つちめ」と呼んでおります。

この【鎚】という漢字、お仲間に【槌】こういった漢字がいます。

何が違うかわかりますか?

……部首が違うんです!

【追】という字にそれぞれ【金】と【木】が付いた文字になるのですが、

勘のいい方はお気づきかと思いますが、これもまた文字通り、金づちか木づちかによって使い分けます。

模様を入れるハンマーは金づちなので【鎚目】となるんです。
ですが、一般的に浸透している漢字は【槌】の方が多いこともあり、ついぶ川越工房では【槌目】と表記しています。

じつは工房の名前である“ついぶ工房”の「つい」はこの【鎚】の字を使用して、金づちが舞うように動く様をイメージして“鎚舞”と漢字表記します。

が、これまた読みづらくお店の名前で検索しようにも読み方がわからなかった…なんてお声が多かったのでひらがなで“ついぶ工房”に落ち着きました。

 

 

「甲丸槌目タイプ」はどんな人におすすめ?

話は戻って「甲丸槌目タイプ」のシルバーリングがどんな方におすすめかご案内します。

最初にも言いましたが、このデザインの最大の魅力は自分で入れることが出来る模様。

模様を金づちで入れるときのちょっとした金づちの角度、叩くときの力加減、全体を同じ力で叩くかそれともあえて強弱をつけるか…などなど、職人でも同じ模様を作り出すことが出来ません。

まさしく自分だけの指輪が欲しい方におすすめのタイプとなります。

またカップルでペアリングとしてご制作の場合は、お互いの指輪を交換して、お互いの指輪に模様入れをしていただいても大丈夫なので、相手の方がひとつひとつ叩いて入れた模様がそのままデザインになるということもおすすめポイントの一つ。
完成した時にお互いが作った指輪を並べてみてみると、普段大雑把に見えていた相手が均一な模様を入れていたり可愛らしい女性が意外と力強い模様を入れていたりと意外な性格が垣間見れるかもしれません。

模様が入るため、クラフト感が強いナチュラルな印象になるので、シンプルなデザインが好みの方だったり、今お持ちの指輪と組み合わせてコーディネートするときにあまり目立ちすぎない指輪が使いやすいと思われる方は「甲丸槌目タイプ」の方がどんなデザインのコーディネートも邪魔しくいかなと思います。

 

 

幅による印象の違いは?  

最初に申し上げた通り、「シルバーリング手作りコース」は細身の幅から幅広めまで5種類の幅から選んでいただけます。この指輪の幅はボリューム感に直接かかわってくる部分なので着けた時の印象が大きく変わります。

槌目模様をしっかり楽しみたい方にはやはり幅が広い指輪。

模様が入る面積が広い分、光にあたったときにキラキラと乱反射する指輪が完成いたします。
金づちで叩いていただく面積も広いのでその分たくさん叩いて楽しんでいただけます。

逆に細身の幅は模様を入れることが出来る場所は少なめですが、さりげなくさらりと着けやすく、指輪を始めて着ける方や普段あまり着けない方に身に着けていただきやすいのが特徴です。

ぜひ工房にいらっしゃったときにサンプルを見てお好きなものをお選びくださいね。
もちろんおふたりで幅違いやデザイン違いでもご制作いただけます。

【シルバーリング手作りコースの料金はこちら】

 

・オプションを追加すれば…

「シルバーリング手作りコース」は1本のシルバーの棒から指輪を作り上げていただきます。
大体2時間~3時間で完成してその場で指輪の内側に文字を入れてお持ち帰りが可能。

もう少しアクセントやアレンジを加えたデザインをご希望の場合は、お預かりして職人か加工する追加オプションでより凝った指輪にすることも出来るんです。

「甲丸槌目タイプ」のシルバーリングでは、ダイヤモンドや1月~12月までの誕生石などを指輪に留める「石留オプション」でアレンジされる方が多い印象です。

例えばお互いの誕生石を交換して指輪に留めたり、記念日などや思い入れのある色合いの石など二人だけのアニバ―サーリーに合わせて同じ石を留めたりすることで、より特別感が増した指輪にすることが可能です

宝石は外だけでなく内側にも普段は見えないシークレットストーンとして留めることも出来るので、表に見えるのはちょっと恥ずかしいけど石はお守りとして留めたい…なんてことも出来るんですよ。

料金や選べる宝石の種類は、指輪の幅によって変動するので当日ゆっくりスタッフにご相談いただければ幸いです。

ちなみにお持ち帰りいただいた後に後日追加ということも出来るので、作った日はお持ち帰りいただいてそのままお身に着けて楽しんでいただき後で記念日に石を追加することも出来ちゃいます。

 

槌目タイプの派生デザイン

ニュアンス感のある特徴的な模様の石目タイプ

これまで叩いて模様を入れることが出来る槌目タイプを紹介してきました。

その他に選べるデザインで、槌目型と同じように叩いて模様を入れることが出来る「石目タイプ」というデザインを最後にご紹介します。

こちらも名前が模様を表していて、ストレートなネーミングなのですが、石のような粗目の砂のようなざらりとしたマットな模様が特徴的なシルバーリングに仕上がります。

今まで紹介したつち目とは印象が大きく違って、ハンマーで入れた模様の凹凸がキラキラ光る槌目タイプに対して、光の反射がほぼ無いマットなニュアンス感のある質感を楽しんでいただけるタイプです。好みが分かれるデザインですが、シルバーリングに入れると比較的クールな印象になるデザインなので、シンプルなシャツにジーンズのコーデやセットアップコーデなど素材感を活かしたシンプルなファッションがお好きな方が比較的選ばれることが多いリングデザインです。こちらも工房にサンプルがあるので気になる方はぜひ、槌目タイプの模様と比較してみてくださいね。

“ついぶ工房”で人気の「甲丸槌目タイプ」は指輪のデザインとしてだけでなく、
作る工程も楽しい指輪なので、ぜひ制作工程も含めて自分だけの指輪をぜひ楽しんでみてください!

 

 

“ついぶ川越工房”は皆様にゆったり作業していただくため完全予約制となっております。
HPで空席状況をご確認いただくかお電話などでお気軽にお問い合わせくださいませ。

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ついぶ川越工房
〒350-0043 埼玉県川越市新富町1-6-2-2F
TEL:049-277-5252
E-mail:info@tsuibukawagoe.com
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