結婚指輪でもよく見かける『ミルグレイン』『ミル打ち』とは
ペアリングや結婚指輪などを色々調べていくと、指輪のふちに細かい粒が並んだデザインを見かけることがないでしょうか。
ついぶ川越工房でも、クラシカルで人気なデザインの一つです。
このデザインは『ミルグレイン』や『ミル打ち』と呼ばれており、実は19世紀頃からヨーロッパより伝わった装飾技法。
ミルグレインは単なる装飾というだけでなく、歴史もあり、デザインにこめられた意味を持ちます。
今回はそんなミルグレインについて簡単に紹介していこうと思います。
華やかなデザインが魅力
既に加工された実物や写真をよく見かけることはあっても、ビフォーアフターで見ることってあまりないですよね。
まずはどのような印象になるか、比べてみましょう。
このように指輪の両サイドにミルグレインを施してみると、シンプルさを損なうことなく華やかな印象に変わりました。
主張し過ぎないこのデザインは「シンプルな指輪が良いけど、少しアクセントが欲しい」という方にオススメです!
ミルグレインはラテン語で『千の粒』
『千の粒』という意味を持つミルグレイン。
千には 永遠、長寿 などの意味合いがあり、珠が連なることと合わせて「永遠の幸福」「子孫繁栄」をもたらしてくれると言われています。
デザインの良さだけでなく、このような縁起の良さからも結婚指輪に多く取り入れられてきました。
ちなみに、お菓子のミルフィーユも同じ語源で『千枚の葉』という意味を持つそうです。意外と身近なところに近い表現がありますね。
指輪のデザインや宝石との組み合わせを楽しめる
前述の通り、ミルグレインは主張し過ぎない印象があるので、宝石や他のデザインと組み合わせても楽しむことができます!
指輪の両サイドに、センターに。
コンビカラー(2素材の指輪)に。
手彫りのデザインと合わせて。
など、組み合わせは様々。
結婚指輪であれば、女性男性でデザインを変えてみるのも面白いですね。
少しでも気になった方はこれを機に、お好みの一本を探してみてください!
いかがでしたでしょうか。
これから指輪の手作りをお考えの方でもし興味がございましたら、是非スタッフまでお申し付けくださいませ。
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